宮城県
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宮城県気仙沼市の東部に位置する「唐桑半島」。その先端にある「唐桑半島ビジターセンター」は唐桑半島の自然や人々の暮らしの歴史を紹介する施設。3・11以降は東日本大震災に関するパネル展示も多数設置、また日本最初となる「津波体験館」も併設しており、津波の疑似体験を通じてその恐ろしさを伝える役割も担っています。宮城県気仙沼市といえば、東日本大震災でも甚大な被害を受けたエリアの一つ。その気仙沼市の東部、宮城県の最北東端に位置している唐桑半島は典型的なリアス式海岸を有する美しい景観を誇る半島。明治29年の三陸大津波で先端が2m程度折れてしまったことからその名が付いた巨釜半造(おおがまはんぞう)「折石」などの景勝地・観光地が点在しています。その唐桑半島の先端部にあるのが創立が昭和59年という歴史をもつ「唐桑半島ビジターセンター」です。ビジターセンターとは国立公園などを訪れた人に対し、それぞれの公園の自然などについて展示・解説をしている施設。ここは三陸復興国立公園に指定された地でもあるのです。「唐桑半島ビジターセンター」のハイライトの一つが敷地内に併設されている「津波体験館」です。昭和59年という時代に、当時の最先端技術を駆