企画展「松木満史展」 きかくてん「まつきまんしてん」


						企画展「松木満史展」
						きかくてん「まつきまんしてん」

市町村:青森市  旧木造町出身の松木満史(まつきまんし、1906(明治39)~1971(昭和46)年)は、大正から昭和中期にかけて活躍した洋画家です。少年時代から棟方志功の良きライバルであった松木は、はじめ岸田劉生に傾倒し、暗く重厚感のある作品を制作していました。31歳のときにフランスへ渡ると、現地の美術に触れて鮮やかな色彩感覚を手に入れ、それまでと画風を一変させます。帰国後は洋画の第一人者として青森県の美術界を牽引し、その功績から第1回青森県文化賞や青森県褒賞を受賞しました。 本展覧会では、フランスへの渡航中に描いたスケッチなど約60点を展示し、海を渡った松木の足跡を辿ります。彼が旅した色彩の世界をお楽しみください。