秋田県
トラベルjp<たびねす>
秋田駅から歩いて8分ほどのところにある「千秋公園(せんしゅうこうえん)」。江戸時代にこの地を治めた佐竹家ゆかりのお城から神社、さらにカフェまで1日で十分楽しめるスポットが満載です。毎年4月中旬から5月上旬にかけてはソメイヨシノが咲き、美しい景色も楽しめます。今回は秋田市内の憩いの場・千秋公園内の楽しみ方をご紹介します。江戸時代、常陸国(現在の茨城県)を治めていた秋田藩初代藩主・佐竹義宣(さたけよしのぶ)。慶長8年(1603年)に石垣や天守閣を持たない「久保田城」を築城しました。その後、約200年間、明治政府による版籍奉還が行われるまで佐竹家がこの地を治めていましたが、佐竹家が久保田城を明治天皇に譲渡した後、明治29年(1896年)、近代公園の先駆者・長岡良平の設計によって公園として整備され、「千秋公園」が誕生しました。「千秋」の名は、秋田の「秋」に長久の意の「千」を利用したもので、長い繁栄を続いてほしいという意味が込められています。千秋公園内には久保田城の足跡を楽しめるスポットがあります。まずは秋田市の指定文化財の御物頭御番所。久保田城の二ノ門(長坂門)の開閉の管理と城下の警備、火災の消火などを担当していた物