秋田県
トラベルjp<たびねす>
秋田県男鹿半島に残る「なまはげ伝説」は、毎年大みそかに行われる伝承の行事。悪事を戒め、長寿、健康、豊作を願う男鹿半島全域で行われる祭りで、昭和53年に国重要無形文化財に指定されています。「怠け者はいねが〜、泣く子はいねが〜」と鬼の扮装をして一軒一軒を歩きまわる「なまはげ」に会いに、年中無休のなまはげ館・なまはげ伝承館に行きましょう。ここに行けば、大みそかでなくともなまはげの迫力を体感できます。秋田県の男鹿半島真山地区には、国の無形重要文化財に指定された「なまはげ」を展示してある「なまはげ館」と、寸劇でなまはげ伝承を語ってくれる「男鹿真山伝承館」があり、年中無休でオープンして観光客を迎えてくれています。「うお〜」と大声で咆哮し「わりごはいねが〜(悪い児はいねえか〜)」「なまげものはいねが〜(怠け者はいねえか〜)」と、雨戸をドンドンと叩いて家の中に入ってくるなまはげ。そして悪い児や怠け者を探し回ります。小さな子供たちは怖がり、親にしがみついて泣き声を上げ震え上がるのです。一般の民家を模した「男鹿真山伝承館」の中は一種異様な雰囲気が醸し出されています。周囲を雨戸で閉ざした中に昔ながらの電灯が燈り、部屋の中央には自在