山形県で最大級の杉の巨木・松保の大杉〜一樹で森を成す里山の御神木

山形県で最大級の杉の巨木・松保の大杉〜一樹で森を成す里山の御神木

全国的に見ても巨木が多い自然豊かな山形県から、県内最大級の杉の巨木・松保の大杉をご紹介。松保の大杉は、県内の中央部に位置する大江町の山中に立っています。その姿は、一樹で森を成すように雄大であり、幹は個性的な姿をした大迫力の巨木。そして、水田と広葉樹の山林に囲まれた、心癒される里山の風景がより一層、大杉の立姿を惹き立てます。大江町へ里山の御神木に会いに行きましょう。松保の大杉は、山形県の中央部に位置する、大江町の山中に立つ巨木。県内で最大級の貴重な杉の巨木で、県の天然記念物に指定されています。全体的な樹形は整った円錐形で、一樹で森を成すような雄大な樹冠。健全で大きな損傷もなく、無数の太い枝を根元から先端の梢まで繁らせた、気持ちの良い立姿です。最上川の河岸段丘に開けた大江町の中心部から、西へ離れた標高約300mから500m台の山間部。その谷間に開かれた小さな集落に、大杉は1本で立っています。清閑な里山の集落で、水田と広葉樹の尾根に囲まれた大杉。そこには、日本人にとって普遍的な郷愁を誘うような景観が残されています。また、広く明るい場所で、建物や電線が映らない、とてもフォトジェニックな環境です。写真は水田を前に大杉を