山形県・大沼の浮島〜国指定名勝の小島が浮遊する神秘の沼

山形県・大沼の浮島〜国指定名勝の小島が浮遊する神秘の沼

大沼の浮島は山形県にある国指定の名勝地。最上川と東北のアルプスこと朝日岳に囲まれた、朝日町の観光スポットです。大沼は、浮島稲荷神社の神池で、1300余年もの間、守り伝えられてきた秘境。豊かな森林に囲まれた美しい沼には、祭壇が設けられた本島をはじめ、浮島が遊泳する、神秘の景観が広がっています。東北地方の名勝地から、美しい神秘の沼をご紹介します。大沼の浮島は、山形県の国指定の名勝地(大正14年に指定)で、朝日町を代表する観光スポット。豊かな植生の森林に囲まれ、湖面には複数の浮島が遊泳する、美しく神秘的な沼は、まさに秘境の名勝地です。湖畔にある周遊道は、南に位置する浮島稲荷神社を起点に続いており、一周約30分。四方から美しい沼を鑑賞できます。大沼はその神秘的な景観から、古くから信仰されてきた神池で、1300余年もの昔に、修験者によって開かれたとされます。歴代の領主や徳川幕府から祈願所とされ、湖畔には浮島稲荷神社が建立。湖面に静かに遊泳する浮島は、その動静から吉凶が占われたといわれます。写真は大沼の西側に位置する出島。浮島ではありませんが、神様が降臨しそうな雰囲気の、大沼を代表するフォトジェニックな景観です。この島は