ストーンサークルの聖地・秋田県“緑の石”で作られた「大湯環状列石」には不思議が一杯!

ストーンサークルの聖地・秋田県“緑の石”で作られた「大湯環状列石」には不思議が一杯!

日本で最も多くストーンサークルが見つかっている秋田県。なかでも代表的なのが、「大湯環状列石」です。ここは“緑色”の石にこだわってサークルが作られています。また数字が孔に刻まれた、不思議な人型の土版や独特の文様をもつ土器も出土し、なんと石ではなく“木で作られたウッドサークル”まであるのです。4,000前の縄文の不思議をここで体験して下さい。ストーンサークルといえば英国のストーンヘンジ“を思い浮かべる方もおられるでしょう。しかし、我が国にも北海道から三重県まで176ヵ所ものストーンサークルがあるのです。中でも秋田県には74ヵ所、次の北海道に29ヵ所・・と、秋田県は圧倒的な多さを誇っています。中でも「大湯環状列石」はその代表で、日本のストーンサークルとして特別史跡第一号(昭和31年)となりました。また、作られたのは4,000年前です(日本のストーンサークルは6,000年前から作られたといわれますが、頻繁に作られたのは3,000年前頃といわれます)。大湯環状列石には、万座と野中堂という2つのサークルがあります。写真は万座ストーンサークルで、最大直径は約52mです(野中堂は44m)。また写真のように後述の“組石”で二重