銀山温泉の中心部にある「藤屋」は世界的建築家設計のデザイナーズ旅館

銀山温泉の中心部にある「藤屋」は世界的建築家設計のデザイナーズ旅館

山形県にある銀山温泉は江戸時代に大銀山として栄えた地で、閉山後も湯治場として商いを続け、現在に至っています。大正時代から続く風情ある旅館の中で、ひと際目立つ存在の建物が「藤屋」です。2006年に木造りのぬくもりが伝わる僅か8室のデザイナーズ旅館として生まれ変わりました。銀山温泉では珍しいカップルや夫婦向けの高級旅館「藤屋」を紹介します。部屋の窓からも温泉街の街並みを楽しむ事が出来ますが、大正浪漫あふれる銀山温泉はやはり散策がお勧めです。「藤屋」は温泉街の中央にあるので、温泉街の入り口にある旅館を見物に行くにも奥にある落差22メートルの美しい「白銀の滝」に行くにも便利です。辺りが暗くなると街のあちこちにあるガス灯が燈り始めます。銀山温泉が一番本領発揮する時間です。しかしこの時間は夕食の時間と重なり、街の様子が見れないのが普通なのですが、「藤屋」は全室が銀山川に面しているので、部屋の窓からは温泉街が望めます。窓に置かれた目隠しを取れば部屋にいながら、陽が落ち始めた時刻のガス灯の点火から夜の幻想的になる街並みまでの変化を夕食を食べながら見る事が出来ます。写真の右端の黄色い間接照明が美しい建物が「藤屋」で、2008年