月の稜線を辿って登ろう!山形・ 出羽三山の霊峰「月山」

月の稜線を辿って登ろう!山形・ 出羽三山の霊峰「月山」

山形県、出羽三山の主峰「月山」は「月読命(つくよみ)」を祀り、死後からの甦りを司っています。一方で「日本百名山」のひとつであり、八合目から、すでに樹林帯のない稜線が始まり、しかも頂上直下まで高山植物が豊富な「花の百名山」のひとつでもあります。登りもきつくなく、特に危険な個所もない、とても気持ちのいい山です。ゆるやかな稜線上で、爽やかな風に吹かれながら、出羽の霊峰「月山」の頂きを目指してみませんか?「月山」へは八合目までバスや車で入ることが出来ます。今回は「鶴岡」駅前からバスでのアプローチをご紹介します。「鶴岡」駅前から「月山」行きのバスに乗車します。このバスは1時間かけて、まず「羽黒山」の頂上に着きます。そうなんです。出羽三山のひとつである「羽黒山神社」へは、2,446段の石段を登らなくとも頂上までバスが連れて行ってくれるのです。また、同じく出羽三山の「湯殿山神社」は湯殿山の麓にあり、これもバスが運行しています。でも、「月山」行きのバスは、「月山」頂上にある「月山神社本宮」へは運んではくれません。八合目までです。あとは、自分の足を頼るだけです。「羽黒山」頂上から、さらにバスに乗ったまま1時間を経て終点「月山八