クラゲが誘う非日常。山形・ギネス認定の新生「加茂水族館」

クラゲが誘う非日常。山形・ギネス認定の新生「加茂水族館」

”陸の孤島”山形県の庄内地方に、観光客が多数訪れる施設があります。「加茂水族館」です。2012年、クラゲの展示室「クラネタリウム」でギネスを取り、人気のスポットに急成長しました。ここでは、クラゲの非日常感に浸るとともに、大きな建屋へと生まれ変わった加茂水族館の魅力に触れてみましょう。加茂水族館(かもすいぞくかん)の位置する山形県の鶴岡市は、”陸の孤島”とも言われる庄内地方の1都市です。西は日本海、北は鳥海山、東は月山、南は朝日岳と、日本百名山と大海が庄内の四方を隔てています。良質な米や豚の産地として知られる他、ラ・フランス、柿、メロンなどのフルーツ王国としても有名です。アクセスは良いとは言いがたく、例えば東京からは、飛行機で向かうか、上越新幹線で新潟を経て在来線特急で向かうか、山形新幹線で内陸部の新庄を経て在来線で向かうか、のいずれかになります。”孤島”と現地の方が呼ぶのも致し方ありません。加茂水族館は、その先の鶴岡駅より車で更に30分弱の距離にあります。この不便さながら来場者は多数。一体その吸引力はどこにあるのでしょうか?加茂水族館の魅力は幾つもありますが、その代表はクラゲでしょう。2012年4月、クラゲの