山形県
トラベルjp<たびねす>
山形県は温泉が多いことで有名ですが、江戸時代に宿場町として栄え、開湯550年の歴史を誇るのが「かみのやま温泉」です。市内には、湯町、十日町、新湯、高松、葉山、河崎、金瓶など数多くの温泉があり、共同湯や足湯などの数も多く、「上山城」や「斎藤茂吉記念館」など多くの観光名所も。また、少し足を延ばせば、楢下宿の「丹野こんにゃく番所」でこんにゃくを使った創作料理などをコースで楽しむこともできます。「かみのやま温泉」は、別名「鶴脛の湯」と呼ばれ、長禄2年(1458)、肥前の国(佐賀県)の旅の僧、月秀が、沼地に湧く湯に一羽の鶴が脛を浸し、傷が癒えて飛び去る姿を見かけたのがはじまりといわれています。街の中心に佇むのが、最上氏の最南端の城塞であり、米沢の伊達氏や上杉氏との攻防の舞台となった「上山城」(月岡城)。「関ヶ原の合戦」で直江兼続が最上軍に奇襲攻撃を受けたことでも知られる場所です。1982年に再建され、堀跡や石垣に以前の面影を偲ぶことができます。敷地内には足湯があり、お城の最上層からは蔵王連峰を一望することができます。また、城下町として栄えた往事の面影を残す蔵や屋敷が、街中の至る所で見ることができます。特に、武家屋敷通り