深さ日本一!コバルトブルーの湖、秋田県・田沢湖をめぐる

深さ日本一!コバルトブルーの湖、秋田県・田沢湖をめぐる

日本で一番深い湖である秋田県・田沢湖。その深さと透明度ゆえに湖は鮮やかなコバルトブルーの色をしており、その美しい姿を一目見ようと多くの観光客が訪れます。ですが、田沢湖観光は田沢湖そのものだけを見て終わりではありません。湖の周辺には見所が山ほど点在しているのです。今回は、日本一の深い湖である田沢湖と、その周りにある面白いスポットの中で特に訪ねるべき場所を厳選して紹介いたします。秋田新幹線の停車駅である田沢湖駅からレンタカーかバスで10分ほど移動すると、田沢湖にたどり着きます。水深は最大で400メートル以上、周囲は20キロ強あり、鮮やかな青みがかった色が印象的です。水深が浅いところに行くと分かりますが、実は透明度もかなり高いです。夏になれば、湖に降りられるところで海水浴ならぬ湖水浴を楽しむこともできます。さぞかし魚たちにとっても快適なのだろうと思いきや、実は戦前に発電所の建設や国の開墾事業により玉川温泉の強酸性の水が流れこみ、酸性に弱い魚がいなくなってしまったという過去があります。平成元年に処理施設が運転を開始し、少しずつ水質は中性にもどりつつあります。田沢湖北部には、湖の酸化により消えていった魚や後述する辰子を