上杉鷹山公をもてなした宿!山形県南陽市「上杉の御湯御殿守」

上杉鷹山公をもてなした宿!山形県南陽市「上杉の御湯御殿守」

山形県南陽市赤湯温泉は米沢盆地の北側にあり、寛治7年(1093年)に源義綱に発見されたと伝えられる温泉地。市街には農林水産省の「美しい日本のむら景観百選」に選ばれた、つや姫の圃場が広がっています。古くから湯治場、奥羽街道の宿場町として栄えた赤湯温泉には、上杉家の殿様の入る御殿の湯を守ってきた宿があります。赤湯御殿を譲り受け、上杉家伝統のおもてなしを今も伝える宿、それが「上杉の御湯御殿守」です。宿に着くと上杉家伝統のおもてなし「お着き酒」が迎えてくれます。上杉家では、お客を迎えた時お酒でおもてなしをしました。そのお酒は、室町時代に作られた「菩提もと」の復刻酒、清酒(すみさけ)の発祥といわれています。洛中洛外図屏風と共に上杉謙信公の愛用した朱塗りの「春日杯」が展示され、「菩提もと」をこの杯でいただくこともできます。室町時代のお酒はスッキリとした後味、上杉家家紋の杯でお酒を飲み干すと上杉藩の武将になった気持ちになります。談話室は真空管のオーディオから柔らかい音楽が流れています。コーヒーや紅茶のウェルカムドリンクを飲みながら、チェックインの手続きをします。図書コーナーのある談話室では無線LANが使用でき、夕食後のケー