山形県「長谷堂城」東の関が原で助け合った直江兼続と前田慶次!

山形県「長谷堂城」東の関が原で助け合った直江兼続と前田慶次!

山形県長谷堂城は「東の関が原」と言われた慶長出羽合戦の主戦場です。山形城から南西方向に直線距離で約5km、東北新幹線蔵王駅西方の2本の国道が交わる辺りにあります。石田三成と呼応して、徳川方に付いた最上勢を打ち破るべく戦い、関が原での西軍敗戦によって陣を引き払う中で、兼続と慶次は共に助け合いました。二人が攻めても落城しなかった、猛将志村光安が守った長谷堂城は訪れる人も少ない、忘れられた城です。ここ長谷堂城を攻める(お城を見学する事を、攻める・やる、と言います)には、六本の登城道があります。今日はその中から八幡崎口からスタートします。地図はサクランボ幼稚園を示していますが、この反対側が八幡崎駐車場になっています。この八幡崎駐車場は広くてトイレも完備されており、城のパンフレットと登城に便利なスキーのストックが数多く常備されています。城の本丸付近を下から見上げると、そんなに苦労しない道だろうと思ってしまいます。でも急な坂道が続き、ストックの有難味が身に沁みます。御足元に不安のある方は、是非ストックを借りて下さい。登城ルートは他にも、観音坂口・大手門口・湯田口・西向口・御前清水口がありますが、降りた後に喉を潤せる果樹園