山形県
トラベルjp<たびねす>
山形県米沢市の市街地からずっと離れた山の奥。そこに秘湯と呼ぶにふさわしい温泉宿「姥湯温泉 桝形屋」があります。奇岩が織りなす大日岳に佇む宿の起源は室町時代。480年以上も湧き続けているという歴史に加え、さらにすごいのが、源泉かけ流しの温泉と露天風呂のロケーションです。どんな場所で、どのように温泉を満喫できるか? 詳しくご紹介していきます。姥湯温泉の源泉は標高1,250mの断崖に! それは山形県で一番高い場所に位置し、今も自然湧出しています。湯の花がどんどん出てくる白濁した湯はきれいな青白い色をしていて、柔らかな肌触り。そして硫黄の香りがとても強い。泉質はpH2.5の酸性の単純酸性硫黄泉。少し飲泉してみると、レモン水のように酸っぱくて苦いので、その酸性度合いが分かるはず。殺菌効果も高く、肌表面の角質も柔らかくしてくれるので、温泉から出ると肌は驚くほどサラサラになっています。露天風呂は、女性専用が1か所と混浴露天風呂が2か所。その中でも、一番奥にある混浴露天風呂「薬師の湯」は遮るものがなく、奇岩がそびえる大日岳を仰ぎ見ながら温泉に浸かることができます。泉質抜群の姥湯温泉ですが、このダイナミックな露天風呂に、初めて