列車ホテルで夜汽車の旅情を満喫!秋田・小坂鉄道レールパーク「ブルートレインあけぼの」

列車ホテルで夜汽車の旅情を満喫!秋田・小坂鉄道レールパーク「ブルートレインあけぼの」

青色の寝台客車で運行された特急列車、通称「ブルートレイン」。夜間寝ている間に長距離移動できる便利さと、快適で独特の旅情を味わえる列車として人気でしたが、2015年の寝台特急「北斗星」廃止を最後に姿を消しました。このブルートレインの寝台客車に泊まれる施設が、秋田県にある「小坂鉄道レールパーク」に登場!夜行列車の旅情を味わえる貴重な列車ホテル「ブルートレインあけぼの」をご紹介します。秋田県小坂町にある「小坂鉄道レールパーク」は、2009年に廃止となった貨物鉄道(1994年迄は旅客営業あり)小坂製錬小坂線(通称:小坂鉄道)の小坂駅を、鉄道遺産として保存・活用する目的で開設された鉄道博物館です。この「小坂鉄道レールパーク」に、寝台特急「あけぼの」で使用されていたブルートレインの寝台客車が4両導入され、昼は展示車両として、夜は列車ホテルとして登場しました。廃線とはいえ、明治42年に開業したレトロな駅舎の小坂駅に停泊するブルートレイン(写真)は、今にも発車しそうな雰囲気で夜行列車独特の旅情ムード満点です!ちなみに、寝台特急「あけぼの」は、1970年から2014年に定期運行が終わるまでの44年間、上野〜秋田・青森間を結んだ