秋田県
トラベルjp<たびねす>
秋田県の乳頭温泉郷にある「鶴の湯」は、数々のメディアで取り上げられているほか、海外の番組や新聞でも紹介されており、「日本一有名な秘湯」と呼ばれています。今回はその鶴の湯が誇る「混浴露天風呂」はもちろん、異なる源泉が使われた趣たっぷりの内湯も紹介します!こちらが鶴の湯の入り口です。思わずハッと息をのむような光景が広がっています。7軒ある乳頭温泉郷の宿の中で最も古い歴史を誇り、1688年にすでに宿泊の記録が残されています。鶴の湯の本陣(写真上向かって左の茅葺きの建物)は秋田藩主が湯治に訪れた際に、その警護の武士が詰めていた場所であり、当時の貴重な姿が残されています。本陣は現在五つの部屋と宿泊者用の食事処となっており、宿泊すれば誰でも中に入ることができます。それにしても美しい光景ですね。タイムスリップしたかのように、ここだけ時間が止まっているようです。そのまま時代劇のセットになりそう!鶴の湯といえばやはりこの混浴露天風呂です。青みがかった乳白色のお湯の美しさや周囲の建物との絶妙な雰囲気を求めて、日本中から多くの観光客が訪れています。温泉は湯底に敷き詰められた小石の間からプクプクと湧き出ています。いわゆる「足元湧出」