秘湯なのに近代的?2種の湯を楽しめる・秋田「休暇村乳頭温泉郷」

秘湯なのに近代的?2種の湯を楽しめる・秋田「休暇村乳頭温泉郷」

秘湯で有名な秋田県「乳頭温泉郷」は7軒の温泉宿から成り立っています。その中で1軒だけ大きな近代的なお宿があります。それが今回ご紹介する「休暇村乳頭温泉郷」です。「休暇村乳頭温泉郷」はブナが生い茂る自然豊かな場所で快適に過ごせ、さらに乳頭温泉郷で珍しい泉質の温泉を楽しめる宿です。乳頭温泉郷の一番手前に位置するのが「休暇村乳頭温泉郷」。鉄筋コンクリートの3階建ての建物で、乳頭温泉ではひときわ大きなお宿です。部屋数は38室あり、その内13部屋が洋室。さらにエレベーターもあり、特に年配の方には安心の設備が整っています。「休暇村乳頭温泉郷」の浴場は2階の廊下の突き当たりにあります。内湯には浴槽は2つあり、それぞれ異なる温泉で満たされています。手前の大きな浴槽は「乳頭の湯」と呼ばれるナトリウム−炭酸水素塩泉。褐色にほんのり濁った湯は、重曹成分を含む美肌の湯で、程良くツルツルする柔らかな湯です。また、温泉好きな方の間で「アブラ臭」と表現される香りがします。いわゆる石油のような香りで、全国的にも珍しい温泉です。奥の小さな浴槽は「田沢湖高原の湯」と呼ばれる硫黄泉。少し白濁した湯は程良い硫黄の香りが漂っています。パウダー状の湯の