秋田で食べるお見事な稲庭うどん!「佐藤養助商店」は製造工程も楽しめる

秋田で食べるお見事な稲庭うどん!「佐藤養助商店」は製造工程も楽しめる

麺類が大好きな日本人にとって、うどんは欠かせない食文化の一つです。日本全国に有名なうどんはたくさんありますが、三大うどんと呼ばれるものがあります。香川県の讃岐うどん、長崎県の五島うどん、そして秋田県の「稲庭うどん」です。今回はうどん激戦区の稲庭より、150年以上の長い歴史を持ち、製造工程も見学できる佐藤養助商店の人気メニューの中から「稲庭うどん」と「比内地鶏ご飯」をご紹介します。秋田県湯沢市稲庭町の「佐藤養助商店」は、創業が万延元年(1860年)と150年以上続く老舗。この総本店は2008年に創業150年を記念して作られています。稲庭うどんの歴史は古く、稲庭古今事蹟誌という書物によると、寛文年間に佐藤市兵衛という人が始めたとされています。その製法が確立したのは佐藤吉左衛門によるもので、1665年と言われています。佐藤吉左衛門は後に稲庭姓となります。少し時代は下って文政12年(1829年)に稲庭うどんは、藩主御用達にまでなるのです。なお、藩主御用達になるのは宝暦2年(1752年)という説もあります。佐藤養助商店の中に入ると、すぐ左手は大きな土産品コーナーとなっています。著名人のサインも飾られており、人気の高さが