震災を乗り越え、海と生きる気仙沼!圧巻の魚市場と出船送り

震災を乗り越え、海と生きる気仙沼!圧巻の魚市場と出船送り

三陸のリアス式海岸の地形に恵まれ、古くから天然の良港と言われてきた気仙沼。気仙沼の人々は、あの東日本大震災の津波による大きな被害を受けてもなお、「海と生きる」というメッセージとともに海の可能性を信じて再起を果たし、海と積極的に関わり合って暮らしています。そんな気仙沼の中心にあるのが気仙沼の漁港や魚市場。そのスケールの大きさから、まさに「海と生きる」気仙沼の魅力を十分に感じることができるのです。気仙沼は宮城県の北東端にある三陸海岸南部の交通や商業の拠点都市で、美しいリアス式海岸沿いに広がる風光明媚な観光地としても知られています。また、気仙沼漁港を初めとした市内の漁港は、世界三大漁場と言われる「三陸沖」での沖合漁業や国際的な遠洋漁業の基地としても有名です。そのため市内には造船から水産加工まで、海に関わる産業が数多く存在しており、気仙沼と海は切っても切れないほど深いつながりがあるのです。2011年3月11日のあの日、この気仙沼も大津波と広域火災により大きな被害を受けました。それでもなお、気仙沼の人々が選んだのは「海と生きる」という生き方。気仙沼市震災復興計画のキャッチフレーズとして市民から選ばれたこの言葉が、気仙沼