青森県で生産される米の1つに、その名称から全国的に注目を集めたニューブランドがあります。それは「青天の霹靂」と命名されており、テレビ番組やマスコミに取り上げられるなど大きな注目を集めています。
特徴
特徴としては、まず、最高評価でもある「
特A」を青森県産の米としては初めて取得したことがあります。特A米とは、米の味や香りに関して最高評価を取得し美味しいとされる銘柄となり、それは、日本穀物検定協会が毎年行う食味の試験において認定されることで初めて取得をすることができる評価となっています。特に青森県ではこれまでに「特A」評価を取得した米はなく、初めての快挙となっています。
名称
次に名称があります。非常にインパクトのある名称は、通常はことわざを連想しますが、ここでは、青は青森の青、天は広がる北の空、霹靂は稲妻を意味しており、晴れわたった空に突然現れる稲妻をイメージして鮮烈さを表すものとなっています。
歴史
3つ目としては歴史があります。「青天の霹靂」は、青森県が
10年の歳月をかけて開発をしており、最初は4組の交配から始まっています。その後、2組の交配に絞り込まれ最終的にはF1品種と青系158号によって「青天の霹靂」が誕生しています。また、「青天の霹靂」は高い品質を保つために栽培に関してマニュアル化が行われています。
特A米
全国においては特A米の数は毎年増え続けており、ここ5年間の間においてもその銘柄は22から44となっています。そのために青森県では高い品質を保つことができるように栽培基準に関しては細かく内容を定めており、マニュアル化することでその地位を確実なものとする対策が行われています。