秋田県
トラベルjp<たびねす>
秋田県と岩手県の県境にある名山「八幡平」を横断する、絶景の八幡平アスピーテラインを走りぬけ、八幡平国立公園の大自然と共にひっそりとたたずむ名湯「後生掛温泉」は、一温泉一軒宿の昔からの湯治宿。「馬で来て下駄で帰る後生掛」といわれるほど、効能は古来より高く評価され、長期間滞在する湯治客が跡を絶ちません。冬は閉鎖される八幡平アスピーテライン。例年4月下旬には開通しますので「後生掛温泉」を訪ねてみましょう。清涼な空気の中、瑞々しい森緑と青い空の間を走るような絶好のドライビングルート「八幡平アスピーテライン」から、細い道を入り込んだその奥にたたずむ一軒宿「後生掛温泉」。1歩足を踏み出せば地熱で足元はほのかに暖かく、いたる所からもくもくと湧き上がる湯けむりからは、ほんのりと硫黄の香りを感じます。開湯以来「湯治の後生掛」といわれた名湯の宿は、1年中地熱で床が温かくリウマチや神経痛にも効くといわれる、オンドル宿舎での宿泊がお薦めです。布団を敷いて横になるだけで、じんわりと汗が出てきてデトックス効果も抜群です。長期的に滞在する人が多い大部屋は、大家族の長屋のよう。日本各地から訪れる人達と料理を作って食べるご飯は格別の味です。*