雲を映す水庭は必見!安藤忠雄の才が光る秋田県立美術館

雲を映す水庭は必見!安藤忠雄の才が光る秋田県立美術館

JR秋田駅から徒歩圏内、千秋公園の目の前に立つ秋田県立美術館は、JRの大人の休日倶楽部のCMで一躍有名になりました。吉永小百合さんが巨大壁画の前で佇む姿を覚えてらっしゃる方も多いのではないでしょうか?あの「秋田の行事」は、この美術館の所蔵品。そして、安藤忠雄の設計した建物としてもとても有名。安藤忠雄の創り出す水庭は、やすらぎのシークエンス。コンクリート打ち放しの箱にある秘密の庭をご覧あれ!千秋公園からみえる美術館はコンクリート打ち放しの大きな壁。実は、反対側の側面が入口になっています。狭いスリットのような入口に足を踏み込んで、驚かされるのは柱ひとつない吹き抜け空間。ヨーロッパの教会のドームを見上げるような感覚に襲われ、思わず息をのみます。三角型の天井からの優しい光。そして、光へ誘うかのように続く螺旋階段。厳粛な静けさがあり、光へとつながる螺旋階段は、さながら天国へ続く梯子のようでもあり感動的。そのまま2階に足を運びましょう。三角形の空間のちょうど角々に入口があり、どこも1時の方向に足を踏み入れ、11時の方向へ視線が行くようにできています。次は何がでてくるのでしょう。ラウンジに足を踏み込み、導かれるままに視線を