宮城県
トラベルjp<たびねす>
日本の秋と言えば『紅葉』。シーズンの最盛期には日本各地の山々が燃えるように赤く染まり、私たちの目を楽しませてくれます。今回ご紹介するのは「鳴子峡」の紅葉。歴史が香る宮城県屈指の温泉郷にある深さ約100メートルの渓谷は、秋には見事な絶景を堪能することができる、東北を代表する紅葉の名所でもあるのです。「東北と言えば温泉」というイメージを持つ人も多いほど、東北旅行に温泉は欠かせないもの。各地に点在する豊かな地球の恵みが、古から旅人の疲れを癒してきました。宮川渡、東鳴子、鳴子、中山平、鬼首の5つの温泉地から成る「鳴子温泉郷」は、宮城県自慢の一大温泉地。その歴史は大変古く、837年に鳴子火山の大爆発をきっかけに温泉が湧き出したと伝わり、湯治場として1000年以上の歴史を誇ります。しかし、鳴子温泉郷の魅力は、温泉だけではありません。JR鳴子温泉駅から車で約5分の「鳴子峡」では、大自然が織りなす見事な絶景を堪能することができます。宮城県と山形県の県境近く、大谷川が刻んだV字渓谷「鳴子峡」。約2.6キロにわたって高さ約100メートルの断崖絶壁が続く、宮城県内でも屈指の人気を誇る観光名所です。地球が生み出した自然の造形美が一年