年2回だけの奇跡の日の出!南三陸・伝説の奇岩「神割崎」

年2回だけの奇跡の日の出!南三陸・伝説の奇岩「神割崎」

宮城県の北東部に位置し太平洋に面する南三陸町。その最南端にある「神割崎」はその昔、土地の境界と浜に打ち上げられたクジラを巡る争いが神の怒りに触れ、放たれた稲妻により真っ二つに裂かれたという伝説が残る岩があります。ここでは年2回の限られた期間だけ、その岩の裂け目から昇る奇跡的に美しい日の出を見ることが出来ます。神々しいともいうべき神割崎の「奇跡の日の出」をご紹介します。神割崎の名前の由来となっている二つに割れた奇岩。伝説では神は土地の境界を定めるためにこの岩を割ったとされ、この裂け目は今でも隣の石巻市との境界となっていますが、実はこの岩はそのロケーションと裂け方により「奇跡の存在」と言えるものだったのです。ここは日出ずる太平洋に面した場所。そしてこの岩は海に向かって絶妙な角度で裂けています。この二つの条件の組み合わせにより秋と冬の限られた期間だけ、奇跡的に美しい日の出を見ることが出来ます。それは神を恐れて争いを止め、平和に暮らす様になった民への神の祝福とも言える素晴らしいものです。その日の出は毎年2月中旬と10月下旬に見ることが出来ます。神割崎の日の出時刻は、2月は6時30分前後で10月は5時55分前後。水平線