天下御免の傾奇者・前田慶次!山形米沢に残るゆかりの地3選

天下御免の傾奇者・前田慶次!山形米沢に残るゆかりの地3選

加賀百万石を築いた前田利家の甥である前田慶次。文武両道に優れながら、自由奔放で破天荒な振る舞いで逸話や奇行は数えきれず、豊臣秀吉から天下御免の傾奇者(かぶきもの)と公認された将。その傾奇ぶりも、正義に基づいた行動として小説や漫画で描かれた人気の武将です。直江兼続との親交により上杉景勝の家臣となり、そのまま米沢で生涯を全うしました。米沢に残る前田慶次を偲ぶゆかりのスポットをご紹介します。前田慶次目当てで米沢へ行くのであれば、絶対外せないスポットが「堂森善光寺」です!慶次が晩年を過ごした万世堂森地区内にあり、当時は頻繁に出入りして、直江兼続などの将をはじめ地元住民とも交流していた場所ですので、ゆかりの品や逸話が色々残っているのです。堂森善光寺は、寺歴不詳ながら平安時代以前に開山されたと伝えられる真言宗豊山派の寺院で、振り返った姿が大変珍しい阿弥陀像「見返り阿弥陀如来」が有名です。また、あじさいの花で境内が覆われる事から「あじさい寺」とも呼ばれており、あじさいが見頃となる例年7月上旬頃の訪問がお勧めです。前田慶次ファンが堂森善光寺を訪れる最大の目的が「前田慶次供養塔」です!米沢に残る郷土資料によれば、慶次は堂森で亡