ワインの競演! 山形・赤湯温泉街にあるプチワイナリー3選

ワインの競演! 山形・赤湯温泉街にあるプチワイナリー3選

山形県の赤湯温泉は開湯900年余りの名湯ですが、実は日本有数の小さなワイナリーが集まっている地でもあります。ぶどうの収穫量国内3位の山形県は生食のぶどうは勿論、美味しいワインでも全国的に有名。温泉と言えば熱燗の日本酒が思いつきそうですが、ぶどう畑に囲まれた赤湯温泉ではワイン!今回ご紹介するのは、徒歩で巡れる3つの小さなワイナリー。温泉街を散策しながら、ワイナリー探検に出かけましょう。「酒井ワイナリー」は創業1892年で東北では最古。日本でも2番目に古いワイナリーです。米沢に牛肉文化を確立させたチャールズ・ヘンリー・ダラスが、肉料理に合うワインをぶどうの産地である赤湯で作れないかと訪れたのが始まりで、当時27歳だった酒井弥惣氏がブドウ園を起こし、栽培醸造を繰り返した苦労のワイナリーです。温泉街にあるお店は、一見ワイナリーとは思えないほど気軽に入れる可愛いお店。お客の中には浴衣姿もいるほど温泉街に馴染んでいます。小さいながらパイオニアとしてこだわりのあるワイン造りを続け、ろ過機を一切使わず、上澄みだけをとってさらにビンに詰め替えていくノンフィルターワインが自慢。一つ一つが人の手のかかった手作りのワインで、メインの