仙台藩の重臣片倉氏一万八千石の城。源平時代に白石氏、その後、屋代、蒲生、甘糟氏が入城し、慶長五年伊達政宗が攻略、この時、軍功のあった片倉小十郎景綱が入城明治維新に至る。平成7年5月に三階櫓と大手門が復元され、全国的にも数少ない木造復元により学術的にも評価を得て、現在は「白石市のシンボル」となっている。◎片倉景綱(1566-1624)伊達政宗の臣。政宗に小田原参陣を進言するなど良弼として知られ、白石城主となる。白石城に入館する場合入館料、大人300円、小人150円がかかる。外観を見学する場合は無料で時間も自由。