奈良漬

奈良漬

文政四年初代傳兵衛が酒造りを創業、副産物の酒粕にて野菜を粕漬し香味ある漬物を賞味した。 その秘法は今日に伝えられ、即ち塩分を水抜きせず酒粕にて漬け替えは10回に及び、他に類のないその香味は、正に漬物中王者の貫禄を示し、昭和28年全国最初の農林大臣賞を受賞した。