旭山観音堂

旭山観音堂

旭山観音堂は、亡学童や戦没者の冥福を祈るために昭和13年建立したもので、文豪徳富蘇峰の定礎。子持ち石に囲まれた堂は平安時代の様式で、三間二面単層四注造の本瓦葺回廊をめぐらしてあり、京都の清水観音堂の様式である。本尊聖観音像は国方林三の作で国宝的傑作である。「旭山 御堂の中に拝みぬ 瑞巌微妙の聖観世音」土井晩翠