鴇波洗堰

鴇波洗堰

北上川分起点で旧北上川にかかる景勝の地。明治43年に計画、大正5年2月に着工、昭和7年に竣工した北上川と旧北上川の分流施設で、当時の内務省の直接工事として完成しました。明治以降、大河川において堰を使った大規模な分水の事例は少なく、また自然流下により一定流量を分水するオリフィス式に越流部を併せ持つ構造の堰は、全国的にも貴重で価値のある構造とされています。