石州流仙台藩茶道頭清水道竿によって正徳5年(1715)に作庭された。石州流の祖、片桐石州は将軍家の茶道師範をつとめ、茶室作庭に本領を発揮したという。岩出山城本丸跡の断崖を借景とし、御中島(茶島)、鶴島、亀子中島(亀島)、兜島を配した廻遊式池泉庭園である。作庭時の領主は四代村泰である。三代敏親とともに代を重ねて京都冷泉家から夫人を迎えている。 現在,東日本大震災で倒壊した母屋の復旧作業中で,庭園のみ開放している(無料)。
宮城県
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