日本の伝統芸能のひとつに歌舞伎があります。その歌舞伎に寛文事件(伊達騒動)をもとにした「伽羅先代萩」があり、幼君亀千代を悪人から守りぬいた「政岡の局」が登場します。政岡は、伊達三代藩主綱宗が不行跡を理由に幕府から隠居を命ぜられ、2歳の亀千代が伊達六十二万石を継ぐことになった時、お家乗っ取りをたくらむ悪人から守り養育にあたった白河義実夫人です。政岡の功績をたたえ広く世に知らしめることと慰霊のため「政岡祭り」が開催され、白河家御廟の墓前祭や山車、宮城県無形重要文化財鹿踊などのパレード等が行われます。