柳沢の焼け八幡

柳沢の焼け八幡

600年の伝統を持つ火伏せ祈願の祭り。初日は若者たちが神社に集まり、わらと竹竿で小屋を作り、木に吊したわら灯ろうでその年の作物の吉凶を占います。夜中の午前2時ごろ、宿前に集まり酒宴を催し、酒で神々になった若者たちが家々を回り、前年に結婚したお嫁さんの顔にへそび(釜の底の墨)をつけます。そして空が明るくなり始めたころ、小屋に火を点けて祭りは終焉を迎えます。県指定無形民俗文化財。