蔵王山のふところ標高500mの花房山の中腹にある静かな温泉で、歴史も古く、伊達藩保養所「青根御殿」で知られるが、今の建物は昭和の初期、昔のままに再建されたもので、慶長時代につくられた流れ山水の庭がみごと。東方は展望が開け、太平洋や金華山までも遠望できる。また、峨々温泉寄りの紅葉台から眺める濁川渓谷の新緑と紅葉はみごと。温泉街には、遠刈田系青根こけしの工人がいて、こけしの絵付けを教えてくれる。湯治客も多い。単純温泉、42~72度。適応症はリューマチ、胃腸病、婦人病、運動器障害など。
宮城県
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