双林寺にある杉薬師瑠璃殿は、「お薬師様」、「杉薬師様」と呼ばれている。天平宝字4年(760)に孝謙天王の勅願によって開創され、天台宗の伽藍48坊を構える医王山興福寺と言われた。たび重なる火災で一堂だけとなったが、天正19年(1591)に再建されて「双林寺」と改称、宗派も曹洞宗となった。堂内には国指定、重要文化財のほかに、県や旧築館町指定の有形文化財が数多く安置されている。
宮城県
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