七ヶ宿

七ヶ宿

七ヶ宿街道は奥州街道から福島県の桑折で分かれ、山形県の上山へ行く街道であり、その途中にあるのが七ヶ宿である。上戸沢は宿場の面影を残しており、格子戸や3段のしとみ戸など茅葺きの家の造作に往時がしのばれる。下戸沢は茅葺きの屋根に面影が残っている。関は七ヶ宿街道の中心で、享保年間には120戸の家があった。滑津には脇本陣をつとめた安藤家があり、茅葺きで、玄関は装飾的な切妻破風になっており、江戸時代の遺構を現代に残している。