旧奈良家住宅

旧奈良家住宅

旧奈良家住宅は、江戸時代中期の宝暦年間(1751~1763)に奈良家9代善政(喜兵衛)によって建てられました。このときの棟梁は土崎の間杉五郎八で、3年の歳月と銀70貫を費やしたといわれています。旧奈良家住宅は、秋田県中央海岸部の大型農家建築物として、よく初期の形態をとどめ、また建築年代が明らかな点でも貴重な民家であり、昭和40年5月29日に国の重要文化財に指定されました。また、周辺には明治~大正時代に建てられた附属屋もあり、こちらも貴重な文化財です。