安藤昌益は江戸中期の思想家。出羽国秋田郡二井田村下村(現在の秋田県大館市二井田)の豪農の家に生まれた。 幕藩体制下の身分制度、上下貴賎の差別を全面否定。儒教、道教、仏教、神道などを支配者の道具として痛烈に批判した。「自然真営道」は、唯物論としてマルクス、プルウドンらより1世紀も先駆した“農本的共産思想”を提唱したものとして、世界思想史上の注目を集めている。 大館市二井田の温泉寺にある墓は、平成24年3月に秋田県の史跡に指定された。
秋田県
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