矢石館遺跡

矢石館遺跡

矢石館遺跡は、今から三千年ほど前の縄文時代晩期前半の集落跡地である。 昭和27年5月、当時早口中学校教諭奥村潤氏によって発見され、同年7月及び28年に発掘調査された。その結果、鉢、壺、注口土器、岩版など多くの遺物が発掘され、石器時代の標木的な遺構として注目されている。 遺跡は組石棺の墓域をもつ集落跡で、その広さは約三万平方メートルと推側されている。