払田柵跡

払田柵跡

払田柵跡は平安時代初期ころに、律令国家により造営された行政機能と軍事的機能を果たした役所跡とされています。全体は約87.8haにおよび、多くの遺物が出土しています。現在はその象徴ともいうべき外柵南門と両側には延長約60メートルの角材列等を復元。南門前広場では、夏に平安行列を行う夏まつり「彩夏せんぼく」、冬にミニかまくらにろうそくの灯りをともす「蝦夷ほたる」が行われ、古代ロマンを感じられる場所になっています。また、秋には地中に埋まっている柵の上に旗が立てられ、その広大な全体像を実感できます。