「中小路の館」は、もともと小坂村の地主であった工藤氏の住宅として明治18年(1885)に建てられたものです。工藤氏は、江戸時代には武士の家系で、大正・昭和初期には、当時の当主茂太郎が小坂町長をつとめたほどの家柄でした。 建物の規模は非常に大きく、また部屋数も多く、1階と2階を合わせて約124坪もあります。小坂における武家住宅の面影を伝える地主屋敷として、非常に貴重な建造物です。内部には、こった装飾なども見られ、農家建築とは違った雰囲気を持っています。
秋田県
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