甚だ根拠の明らかでない伝承しか残っていませんが、言い伝えによれば集落近くに館城という所があり、羽立集落の開発も戦国末期ではないかと考えられるので、村民は伝承の時代を江戸中頃と考えてます。伝えによれば、どこからともなく来た3匹の獅子のうち2匹は長旅のあまりの疲労にどこかにはぐれ、最も体力があった雄獅子だけがかろうじてここまでたどりついたといいます。そこで村人は、雄獅子の面を手本に中獅子と雌獅子の面を作り、3匹そろえて「ささら」の面にしたと伝えられています。現在は、8月14日、15日に神社境内、集落「宿」で