銀山温泉

銀山温泉

銀山川をへだてて三層四層の木造の宿がズラリと建ち並んでいる。銀山温泉のお湯は、細かな湯花が混じった無色透明。湯治場の雰囲気が残っている点では全国でも有数の温泉「能登屋旅館 木戸佐左エ門」や「旅館 永澤平八」などと屋号が大きく書かれた漆喰(しっくい)の看板も珍しく、訪れる人々を大正レトロな雰囲気に誘う。温泉街には共同浴場が2ヵ所あり、日帰りでも気軽に銀山温泉のお湯を堪能できる。石畳の歩道沿いには足湯「和楽足湯(わらしゆ)」もあるので、川の流れや景色を眺めながら、ゆっくり会話を楽しみたい。