正応二年大日板碑

正応二年大日板碑

板碑は供養目的に造立された石塔で鎌倉時代が始まりとされる。この板碑は付近の田圃から出土したといわれ、石質は凝灰岩で頂部から体部上半を欠損しているが、高さ幅40cm,厚さ6cm~9cmのちゅおうには薬研彫り「胎茂界大日如来の種子」が刻まれ、その下に「正応二」(1289)、「奉」、「三月八日」の銘文が刻んである。個人宅敷地内にあるため、見学の際は必ず事前に問合せ先に連絡して、了承を得て下さい。