正式名を「西光院妙理山長遠寺」という。1342年、大須賀長光により大須賀家の菩提寺として創建された。仁王門には尊像が安置され「黒仁王尊」と呼ばれ古くから日本三体の内の一体と言い伝えられている。かつて戦場に出た家族を祈って、黒仁王尊のように丈夫な足で長距離行軍にたえられるように、ワラジや阿蘇のひらの形をした石を奉納し熱心に祈ったことから、現在も長さ2mの大ワラジが本堂入り口にかけられている。健康やガン封じなどを願い、かぼちゃを備える参拝者が多い。
山形県
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