日本でも有数の規模を誇る長井を代表する花公園のひとつ。始まりは明治時代の末頃、園内に数十株のあやめを植え、茶会を開いたのが始まりと伝えられ、平成22年に開園100周年を迎えた。園内には500種100万本のあやめが咲き誇る。中でも「長井古種」と呼ばれる長井固有の品種があり、「野川の鷺」「長井小町」「朝日の峰」「郭公鳥」「日月」「出羽娘」「麗人」「藍島」「三淵の流」「長井小紫」「爪紅」「小桜姫」「竜の髭」の13種は市の天然記念物に指定され大切に育成されている。長井古種は江戸系よりもさらに原種に近い江戸中期の花