新庄まつり囃子

新庄まつり囃子

新庄囃子は、花車大八という侠客が京都祇園祭りの囃子を基に作曲したと伝えられています。しかし、それをうかがわせるような古い史料や記録も少なく、いつごろ現在のような形になったかは分かっていません。 新庄まつりには欠かせないまつり囃子ですが、演奏技術はそれぞれの地域の秘伝であり、他の地域に持ち出すことができなかったことと、楽譜がなく口伝のため、それぞれ少しずつ異なったものになっています。囃子方の構成は太鼓が4人、笛吹きが約15人、鉦が約15人、三味線が2~4人の30人~40人編成です。