肘折さんげさんげ 

肘折さんげさんげ 

出羽三山(特に湯殿山と深く関わる)の年越し行事。元来旧暦の12月6日から8日にかけて行われていましたが、現在では1月7日に行われています。行者場に籠もる村の男たちは前日から精進潔斎し、家庭と断絶した行者となり三山参りのいでたちを模し身支度して「お行さま」となります。神職の先達でご祈祷が行われ、「さんげさんげ六根罪障」と出羽三山を中心とした神々24社を読み上げ、郷中の五穀豊穣を祈願した後、法螺貝の合図で地区内を練り歩きます。