十一面観音を祀り,最上三十三観音第32番の札所。 伝説によると小国の地は、天平年間(729~49年)頃に開かれたが、この観音はその開発に携わった伊豆三郎の信心仏(十一面観音)を祀ったことに始まるという。 正観音を浮き出させた径20cmほどの鋳造の円形懸仏は、一説では600年以上前の作といわれる。扇頭部像は高さ7cmの小さな木彫りで、明学院管理の諏訪神社のご神体。とぐろを巻く蛇の胴体に、あご髭の翁の頭部が乗る珍しい彫り物である。
山形県
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